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「コレクションの楽しみ方」

 少し長くなったが「世界史上のライヴァル」を簡単に紹介してみた。
彼らはすべてコインに肖像を描かれており、
宿命のライバルを2人または3人揃ってコレクションに加えることが可能なのである。
こうした歴史的背景を有する貨幣発行が行われ、
その遺産が今日まで残っていること自体が、
私たちに楽しみを与えてくれているのだ。
このようなコレクションのやり方もまた、検討に値するのではないだろうか。


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「フリードリヒ2世 VS マリア・テレジア」

 もっともライヴァルらしい二人を最後に紹介したい。
それは1740年に即位した、プロイセンのフリードリヒ2世と神聖ローマ帝国のマリア・テレジアの二人である。
女子相続に反対という大義名分を得た前者は、即位間もなく先端を開き、
シュレジエン(シレジア)を占領してしまう。
周辺諸国は思惑から両陣営に分かれて戦い、
ヨーロッパを巻き込んだ戦争にと拡大していたのだった。
対立は1780年に後者が、86年に前者が崩御するまで続いた。

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「第一次世界大戦」

 ヴィクトリア女王を巡る婚姻関係のイギリスとロシア、そしてドイツが戦ったのが、
あの第一次世界大戦であった。
すなわちジョージ5世とニコライ2世、そしてヴィルヘルム2世が今回の主人公だ。
戦争はヨーロッパどころか日本やアメリカまで巻き込み、最後にはジョージ5世以外の二人が国を失う。
革命派に捕らえられたニコライ2世は、最後の望みであった従兄のイギリス王に見放され、
一家揃って処刑されてしまった。

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「ナポレオン3世 VS ヴィルヘルム1世」

 ナポレオン3世とプロイセンのヴィルヘルム1世は、空位となったスペイン王位を巡って、
双方の思惑が真っ向から激突した。後者の譲歩によって収拾し問題は回避されたものの、
前者はエムスで静養中のプロイセン王に、蛇足に等しい「保証」を求めた。
それを問題としたフォン=ビスマルクが、内容を改竄したのが、エムス電報事件だった。
1870年から71年の普仏戦争は一方的にプロイセンの勝利となった。

3世ナポレオン
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「ナポレオン1世 VS フランツ2世 」

 ナポレオン1世は皇帝に即位後、神聖ローマ帝国のフランツ2世とロシアのアレクサンドル1世という、
二人の宿敵と戦いを繰り返した。
1805年のアウステルリッツ会戦は、これらの3人が一同に会した戦いで、そのため〈3帝会戦〉と呼ばれてきた。
この会戦はナポレオンの軍事的天才振りを際立たせた結果となり、
フランツ2世は結局のところ翌年、神聖ローマ帝国の解体にと追い込まれてしまう。
ライヴァルと呼ぶには余りに力量が違いすぎた。

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「カール12世VSピョートル1世」

 戦うために生まれてきたようなスウェーデン王のカール12世と、
ロシアのピョートル1世の二人は、これまた宿命の対決と言ってよい。
内政を放ったままで戦争に全力を注ぐ前者は、もう猛将であるが智将ではなかった。
その意味では後者が優勢のうちに北方戦争が進んだのは、決して不思議ではなかったのである。
前者の死は実に呆気なく、夕暮れの最前線で襲撃されて終わった。

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「チャールズ1世VSオリヴァー・クロムウェル」

 順番から言うならフォン=ヴァレンシュタインがここに入るが、すでに紹介してしまった。
そこでイングランド王チャールズ1世と、オリヴァー・クロムウェルの戦いとなる。
鉄騎兵を率いる後者は、当初のうち王を処刑する意志はなかった。
けれど言を左右する王に呆れ、ついに決断を迫られる破目となる。
内戦下の王の貨幣発行は感心しないが、クロムウェルの肖像を描く
1657-58年のものはいかにも機械製造らしく優れた出来栄えを示している。
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「エリザベス1世VSフェリペ2世」

 イングランドのエリザベス1世とスペインのフェリペ2世は、宿敵の対決と言ってよいだろう。
プロテスタント対カトリックの宗教戦争であり、遅かれ早かれ戦う運命にあったのだ。
後者は前者の異母姉と結婚していたこともあって、双方の意地からの戦いに突入してゆく。
1588年のアルマダ海戦の結果、スペインの兵敵艦隊が壊滅的損害を被り、
制海権をイギリスに引き渡したのだった。

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「イングランドの王位争い」

 イングランドの王位を巡る、ハロルド2世とノルマンディー公ギョームの争いは、
1066年のヘイスティングス会戦となる。
このとき前者が不利だったのは、ノルウェーからの王位請求者と戦い、一部の部族と契約が途切れた点だ。
けれどそれ以上に戦場で勝敗を分けたのは、後者が騎兵隊を同行してきた点である。
これによってハロルドは敗北し、ギョームはウィリアム1世としてノルマン朝を開く。

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「カラカラVSゲタ」

カラカラとゲタの2人はどちらも、セプテミウス・セウェルスの息子であった。
父の健在なうちは一緒に行動していたが、211年に父が崩御すると情勢は一変した。
2人は共同統治者として即位したものの、翌12年に早くも彼らの衝突が始まる。
そして兄のカラカラは、母の面前で弟を刺殺して、2人の関係を清算してしまった。
カラカラは公衆浴場を建設するなど、市民の人気取りに意を注ぐが、
メソポタミア遠征中に暗殺された。


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第3号「ネロVSガルバ」

ネロを皇帝の地位から追いやったのは、ガルバと言う人物だった。
ヨーロッパ古代史では、この二人をライヴァルとしている。
悪行の果てに四面楚歌となったネロだけに、地理的条件に恵まれたガルバが勝者となった。
けれど1年余りの治世後、ネロに妻を譲り渡して地位を得たオトがローマに進撃、
たちまちガルバは殺されてしまった。
ネロの知名度が高いだけに採用したが、ガルバが小者なのであまり冴えない。

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第2号「古代史上のライヴァル」

古代史上では、オクタヴィアヌスとマルクス・アントニウスだろう。
カエサルとブルートゥスは、後者に肖像を描くコインが、残念ながら存在しなかった。
一時は同じ陣営で戦ったオクタヴィアヌスとアントニウスだが、
やがて後者がエジプト女王クレオパトラ7世に惑い、2人は不仲となってゆく。
彼らの対決の場はアクティウム会戦であったが、戦いの途中で後者が逃げ出し勝敗が決する。

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「世界史上のライヴァル」第一号

 第一号では、神聖ローマ皇帝軍の総司令官であり、フリートラント候のフォン=ヴァレンシュタイン、
それにスウェーデン王のグスターヴ2世・アドルフを好敵手として選んだ。
30年戦争(1618-48)の両陣営の首相同士は、ついに1632年にドイツのリュッツェンで戦い、
グスターヴ2世の戦士で幕を閉じる。
二人とも私は世界史上の(最強の戦闘指揮間30人)に選んでおり、そのとおり素晴らしい指揮官ぶりを示したのである。

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40年前に掲載した人気記事

今から40年近く前(貨幣研究)と言う専門誌をやったことがある。
季刊で年に4度、2年間に8冊を出した。
これは現在ならともかく、当時としてはレヴェルが高すぎ、
何しろ毎号50万円以上(その当時)赤字を出した、と言う記憶が残っている。
そのとき新しい試みとして、裏表紙に「世界史上のライヴァル」という記事を載せた。
これは専門筋からもかなり好評だった。
明日以降この記事の中身を紹介しようと思う。

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